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お知らせ
2012.11.30
Q.年金は何年加入したらもらえるのですか?
A.「年金」は、自営業者、農業従事者、サラリーマンの妻が加入する「国民年金」、サラリーマン、OLの加入する「厚生年金」、公務員等の加入する「共済組合(年金)」があります。
国民年金は「基礎年金」と呼ばれ、すべての人に共通の基礎的な年金として給付されます。従って、サラリーマンやOL、公務員等の方々は国民年金に加入しさらに厚生年金、共済組合に加入することになります。わゆる2階建ての年金となります。(給与明細に国民年金の保険料は記載されませんが、実際には各制度が拠出金を出しています。)逆に自営業者や農業の方、サラリーマンの妻の方は1階建て(平屋)の国民年金のみとなります。
国民年金、厚生年金、共済組合すべて原則は「25年以上」加入する必要があります。ただし、昭和31年4月1日以前生まれの方は、加入期間の短縮特例として、年金の制度と生年月日に応じて15年から24年の加で25年加入したとされる場合があります。?また、3つの制度の加入期間の合計に、「カラ期間」と呼ばれる期間を合算して25年以上あれば、受給資格がありとされます。なお、60歳までで、カラ期間等を合算しても25年を満たさない場合、国民年金は65歳に達するまで、任意加入ができます。さらに、昭和40年4月1日以前生まれの方は、特例で70歳に達するまで特例任意加入ができます。
いずれにしても、年金定期便等、もしくは社会保険事務所でご自身の年金の加入記録は、正確に把握する必要があります。受給資格がないと自分では思っていても、短縮特例、カラ期間等で実際には年金が受給できる場合がままあるからです。
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